本記事では、高負荷テストを行えるTsungについて紹介しています。本ツールは、httpはもちろん、postgresやJabber/XMPPなどの複数のプロトコルに対応しており、その汎用性の高さが魅力である負荷テストツールです。
またErlangで書かれていることから、並行処理と分散システムに長けており、同時に多くのユーザーをシミュレーションすることが可能です。以下では、そんなTsung の特徴を解説していきます。
Tsungは、数多くのプロトコルに対応しており、Webアプリケーションだけでなく、データベースやメッセージングシステムのテストを行えます。また、本ツールはerlang で書かれています。
そのため、並行処理と分散システムに強いことが魅力です。1台だけでなく、複数台から多くのユーザーからのアクセスを模擬して簡単に高い負荷をかけられるので、より実際の運用環境に近いテストを実現できます。
Tsung はリアルタイムモニタリングの機能を搭載しており、テストを実行中の統計情報を収集し、監視した結果をグラフ化します。そのため、どのようなテストを行ったかをグラフを見れば一目瞭然であり、保存された設定ファイルを参照することも可能です。
またレコーディング機能もあり、HTTPセッションを記録することでテストケースを自動生成することができます。毎回テストケースを作成しなくてよいので、手間を省けます。
社内の少数メンバーで使う小規模なシステムや、単発で済む程度の負荷テストであれば、フリーの負荷テストツールでも十分です。ただし負荷は一度解消したからといって二度と発生しないわけではなく、アップデートの度にテストが必要になるケースも多いのが実情。
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本ツールは、sshでスレーブサーバにログインすることで負荷テストを行っています。マスターサーバから、それぞれのスレーブにsshでパスワードなしでのログインを必要としているからです。Tsung利用時には、パスフレーズなしでのsshの鍵を作成しなければならないので注意しましょう。
負荷テストサービス会社は数多くありますが、それぞれ得意とする領域は違います。
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