k6

シナリオをJavaScriptで書くことができる、k6を紹介します。比較的新しい負荷試験ツールであり、オープンソースなのでコストをかけることなく導入が可能です。本記事では、本ツールの特徴や注意点を解説しています。


k6の特徴

シンプルなシナリオであれば短い時間で実行可能

k6は、ログインや認証を行わないシンプルなシナリオであれば、数分でテストを実行できることが特徴です。

また言語は、JavaScript を使用しているため、詳しい人であれば容易にシナリオを書くことが可能です。公式HPにOSごとのインストール手順が公開されていることから、導入するハードルが低いことも特徴の一つです。

チェック機能が搭載されている

k6には実行結果の値に対して、チェック機能が搭載されていることが特徴です。ソフトウェアのアサートと似ている箇所がありますが、条件を満たさなくてもエラーが発生する心配はありません。結果のメトリクスに、チェックがされていないという出力が表示されるのみです。

また本ツールには、クラウドベースのSaaSツールも提供されています。このツールを活用することで、プラウザの操作をそのままk6のシナリオに替えることができます。手軽にテストを実行できるため、工数が多いテスト時には重宝するツールです。

パフォーマンス低下に悩んだら、「改善提案型」負荷テストサービスに任せよう

社内の少数メンバーで使う小規模なシステムや、単発で済む程度の負荷テストであれば、フリーの負荷テストツールでも十分です。ただし負荷は一度解消したからといって二度と発生しないわけではなく、アップデートの度にテストが必要になるケースも多いのが実情。

負荷テストサービス会社の中には、検出したバグを分析した上で改善アクションまで踏み込んでくれるところがあります。同じ依頼をするなら、こういった改善までできる会社がおすすめです。というのも、エンジニアが本来の開発に集中でき、自動的に不具合やバグの報告が上がり適宜改善してくれる仕組みこそが、理想の開発環境と言えるからです。

当サイトでおすすめしている3社は、すべてこの要件を満たしています。あなたが抱えている課題を、それぞれの会社が持つ「独自の強み」で解決してくれますので、ぜひ依頼先選びの参考にしてみてください。

改善アクションまで任せられる
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k6利用の注意点

計測する負荷を確かめる必要がある

k6は、1つのインスタンスで30万のリクエストをかけられると言われていますが、計測する負荷に対してメモリやCPUに余裕を持って臨む必要があります。ただし、rpsが100〜200であれば適当に大きめで問題ありません。もし負荷にメモリやCPUが耐えられなくなってエラーを引き起こした場合、最初からやり直しになる恐れがあるため、注意が必要です。

時間と負荷が大きくなるにつれ、メトリクスが肥大化してしまう

k6を使用する際の注意点は、テストを行う時間や負荷が大きくなるにつれ、実行結果として表示されるメトリクスが膨大な量になってしまうことです。メトリクス自体のレートを変更する方法は周知されておらず、できない可能性が高くなっています。

そのため、本ツールを活用してテストを実行する場合には、十分ボリュームを用意して行う必要があります。

改善までお任せできる
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負荷テストサービス会社は数多くありますが、それぞれ得意とする領域は違います
原因特定力が高くスピーディに解決できる会社もあれば、アフターサポートが手厚い大手ソフトウェアテスト会社、インフラレベルの大規模テスト実績が豊富な会社など、強みも様々。
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