Telerik Test Studioは、Progress社が提供しているソフトウェア用の負荷テストツールです。Webアプリケーションやデスクトップアプリケーションの機能テスト・負荷テスト・RESTful APIテスト・レスポンシブテストを、コードの有無を問わず実施できます。
.NETとの親和性が高く、ビジュアル記録や再生テストレコーディングなどの機能を使うことで、ブラウザでの操作からテストケースが作成できます。
非エンジニアでも直感的に操作できる設計となっており、WindowsベースのツールとしてJavaScript・HTML・AJAX・Silverlight・ASP.NETなどをサポートし、Visual Studioの拡張機能としても利用できます。
ブラウザ環境は、FirefoxやChrome、Microsoft Edgeをサポートしています。テスト結果はHTMLやExcelで出力でき、失敗した箇所はスクリーンショットやログによって可視化されるため、エラーが起きたステップごとのデバッグが容易です(※1)。
社内の少数メンバーで使う小規模なシステムや、単発で済む程度の負荷テストであれば、フリーの負荷テストツールでも十分です。しかし、負荷は一度解消したからといって二度と発生しないわけではなく、アップデートの度にテストが必要になるケースも多いのが実情。
負荷テストサービス会社の中には、検出したバグを分析した上で改善アクションまで踏み込んでくれるところがあります。依頼するなら、こういった改善までできる会社がおすすめです。というのも、エンジニアが本来の開発に集中でき、自動的に不具合やバグの報告が上がり適宜改善してくれる仕組みこそが、理想の開発環境と言えるからです。
当サイトでおすすめしている3社は、この要件を満たしています。あなたが抱えている課題を、それぞれの会社が持つ「独自の強み」で解決してくれますので、ぜひ依頼先選びの参考にしてみてください。
Test Studioを起動し、New Projectからテスト管理プロジェクトを作成してから、Add Testを選択して新しいテストを追加します。
テストが追加されたら、Recordを押してブラウザを起動し、実際のクリックや入力などの操作を行います。これらの操作が、レコーディング機能によってStepとして記録される仕組みです。
記録されたStepに問題があれば、読み込みやボタンの有効・無効などを修正していきます。
実行したいテストを選んでRunを押すと、指定のブラウザ上でテストが実行されます。テストが終了すると、レポート画面に遷移します。
レポート画面では、成功したステップと失敗したステップが色で分けられて表示されるほか、失敗した場合はログをチェックして原因を分析できます。ただし、アプリを変更すると要素が変わるため、注意が必要です。
Telerikテストフレームワークは無料で利用できますが、Telerik Test Studioには30日間の無料トライアルが設けられています。無料トライアル後には、利用人数やテスト数、環境に応じてコストがかかります。「どのような環境で何の機能を利用するか」を事前に明確にしておきましょう。
モバイルアプリケーションの対応には、サポートされているブラウザのバージョンが制限されているため、動作環境の確認が必須です。テストの本数が多いほど実行にかかる時間も長くなるため、マシンスペックが低い場合は時間がかかります。
負荷テストサービス会社は数多くありますが、それぞれ得意とする領域は違います。
原因特定力が高くスピーディに解決できる会社もあれば、アフターサポートが手厚い大手ソフトウェアテスト会社、インフラレベルの大規模テスト実績が豊富な会社など、強みも様々。
ここでは代表的な3つのニーズに分けて、おすすめの会社を紹介しています。
\スピーディな負荷改善/
\安心サポート/
\大規模&高負荷/